無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
竜の涙 ばんざい屋の夜 単行本 – 2010/2/9
柴田 よしき
(著)
東京丸の内、古びた雑居ビルの「ばんざい屋」に一人の男が訪ねてくる。
ばんざい屋と立ち退き交渉をするためだった。一等地にある古いビルは建て替えられることになっていた。ばんざい屋の女将・吉永は、立ち退くか、高額なテナント料を払い新しくなるビルにはいるか決断しかねていた。そんななか、常連客・進藤が女性の客を連れてきた。一見、洗練されたキャリアウーマン風、だが、疲れていた。その女性・川上有美が「竜の涙」という奇妙な言葉を発した。死んだ祖母が、これさえ飲めば、医者も薬もいらなかったという。客の誰もが不思議がるなかで、女将が推理した「竜の涙」の正体とは? そして、有美が心に秘めた想いとは?
ばんざい屋と立ち退き交渉をするためだった。一等地にある古いビルは建て替えられることになっていた。ばんざい屋の女将・吉永は、立ち退くか、高額なテナント料を払い新しくなるビルにはいるか決断しかねていた。そんななか、常連客・進藤が女性の客を連れてきた。一見、洗練されたキャリアウーマン風、だが、疲れていた。その女性・川上有美が「竜の涙」という奇妙な言葉を発した。死んだ祖母が、これさえ飲めば、医者も薬もいらなかったという。客の誰もが不思議がるなかで、女将が推理した「竜の涙」の正体とは? そして、有美が心に秘めた想いとは?
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2010/2/9
- ISBN-104396633327
- ISBN-13978-4396633325
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
東京生まれ。青山学院大学卒業。一九九五年に『RIKO--女神の永遠』で第一五回横溝正史賞を受賞しデビュー。以降、ミステリーを中心に、恋愛小説、ホラー、伝奇などさまざまなジャンルで活躍。卓越した描写力と構成力を持つ実力派として注目を集める。作品に『回転木馬』『観覧車』『ふたたびの虹』『貴船菊の白』(以上祥伝社)など多数。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2010/2/9)
- 発売日 : 2010/2/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4396633327
- ISBN-13 : 978-4396633325
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,723,799位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 430,170位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1995年、『RIKO―女神の永遠―』で横溝正史賞を受賞。受賞作の主人公である村上緑子は、従来の女性刑事のイメージを一新したキャラクターとして人 気を獲得した。以後、村上緑子シリーズの他、京都を舞台に壮大なスケールで展開する伝奇小説「炎都」シリーズ、猫を主人公にした猫好き必読の本格推理小説 「猫探偵正太郎」シリーズなど、ジャンルを超えて、幅広く意欲作を発表し続けている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 やってられない月曜日 (ISBN-13: 978-4101396262)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
19グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久々、柴田先生の優しい、そしてしっとりとした作品に出会えました。心にに凝る作品でした。
2013年5月22日に日本でレビュー済み
さすが柴田よしきさんは女性の書き方がうまいですね!
連作短編ながら、広告代理店の女性社員数名がメインで全編を通じてでてきます。
そのため、女性が仕事をするうえでぶつかる苦悩もでてくるので
仕事をしている女性は共感するでしょう。
引き込んで読ませるので、夢中になって(また電車乗り過ごした)
あっという間に読んでしまいました。
ただ、他の方もおっしゃるようにあっさりしている感はありますね。
ミステリー部分も大きな謎ではなく
日常のちょっとした行き違いの部分がメインです。
連作短編ながら、広告代理店の女性社員数名がメインで全編を通じてでてきます。
そのため、女性が仕事をするうえでぶつかる苦悩もでてくるので
仕事をしている女性は共感するでしょう。
引き込んで読ませるので、夢中になって(また電車乗り過ごした)
あっという間に読んでしまいました。
ただ、他の方もおっしゃるようにあっさりしている感はありますね。
ミステリー部分も大きな謎ではなく
日常のちょっとした行き違いの部分がメインです。
2010年7月20日に日本でレビュー済み
「ふたたびの虹」で登場した、京料理のおばんざい料理を出す小料理屋を一人で開いている女将の吉永と常連客たちの心温まる話の続編。
前作は、おばんざい料理とお客たちのやりとりを交えながらも、女将の吉永の過去が中心に展開されていたが、今回はお客とのやりとりが中心に描かれており、あっさりと読めた。しかし、あっさりし過ぎていて、前作と比べると少し物足りなかった。
6つの短編集に登場するおばんざい料理は値段の割りにどれも手が込んでいて、とても美味しそうだった。常連客の話にむやみに口を挟むのではなく、静かに話を聞きながらも奥深い話をする女将の態度にも好感が持てた。実際に会社の近くにこんなお店があればぜひ行きたいと思ったので、さらなる続編に期待したい。
前作は、おばんざい料理とお客たちのやりとりを交えながらも、女将の吉永の過去が中心に展開されていたが、今回はお客とのやりとりが中心に描かれており、あっさりと読めた。しかし、あっさりし過ぎていて、前作と比べると少し物足りなかった。
6つの短編集に登場するおばんざい料理は値段の割りにどれも手が込んでいて、とても美味しそうだった。常連客の話にむやみに口を挟むのではなく、静かに話を聞きながらも奥深い話をする女将の態度にも好感が持てた。実際に会社の近くにこんなお店があればぜひ行きたいと思ったので、さらなる続編に期待したい。
2010年10月16日に日本でレビュー済み
大好きな「ふたたびの虹」の続編。
本当に本当にこのお店に行ってみたい。
出てくる料理がどれも美味しそうなのはのはもちろんなんだけど、
それよりも何よりも食べ物とお客さんに対する女将の愛情の深さにグッとくる・・・・。
その気持ちがきちんとお客さんに伝わって癒されていくお客さんたち・・・。
料理ってそれほどのパワーを持ったものなんですよね〜。
前作はミステリーっぽいかんじだったけど、今回はキャリアウーマンとしてがむしゃらに働く女性たちの人間模様を綴る形で、
前作よりもほっこりした雰囲気になっているし、ますますこのシリーズが好きになりました。
食べることと、誰かのために心をこめて料理することって、すごく大事なこと。
まだまだ続けてほしいシリーズです。
本当に本当にこのお店に行ってみたい。
出てくる料理がどれも美味しそうなのはのはもちろんなんだけど、
それよりも何よりも食べ物とお客さんに対する女将の愛情の深さにグッとくる・・・・。
その気持ちがきちんとお客さんに伝わって癒されていくお客さんたち・・・。
料理ってそれほどのパワーを持ったものなんですよね〜。
前作はミステリーっぽいかんじだったけど、今回はキャリアウーマンとしてがむしゃらに働く女性たちの人間模様を綴る形で、
前作よりもほっこりした雰囲気になっているし、ますますこのシリーズが好きになりました。
食べることと、誰かのために心をこめて料理することって、すごく大事なこと。
まだまだ続けてほしいシリーズです。